
第5回 小さな結婚相談所の多くが加入している「連盟」とはなに?
2019年06月09日
中小の結婚相談所のHPなどの説明を見ていると、「当結婚相談所は連盟に加入しており・・・」といった文言がよく書かれています。この「連盟」とはいったいどんな組織なのでしょうか?そして、結婚相談所がこの「連盟」に加入することで、その結婚相談所に登録する会員にはどんな影響とメリットがあるのでしょうか。それについて、わかりやすくお伝えします。
※ここでは、結婚アドバイザー(仲人)が介在する「仲人世話焼きタイプ」の結婚相談所を想定して話をすすめていきます。
結婚相談所の3つのタイプとは?
目次
1.結婚相談所(仲人)の連盟とは?
2.中小の結婚相談所がいきなり大手並の規模へ
3.主な結婚相談所の連盟
4.まとめ
結婚相談所(仲人)の連盟とは何?
結婚相談所(仲人)の連盟とは、主に中小規模の結婚相談所が互いに会員情報を共有することで同盟を結んだ組織のことを言います。この会員共有のしくみによって、自分の会員を他の結婚相談所の会員に紹介するといったように、同じ連盟の会員同士を相互に紹介し合うことができます。
このしくみは、中小の結婚相談所にとっては、とてもインパクトがあります。これによって、中小の結婚相談所でも、実際には大手の結婚相談所以上の会員数になるからです。中小の結婚相談所の自社会員は、20名~30名程度のところも多くあります。この状態だと、その会員に希望に合う人を紹介することが当然難しくなります。ところが、連盟に加盟することで、一気に1万人~5万人という会員の中から、自社の会員に紹介することができるようになるのです。
以下は、主な結婚相談所の連盟と会員数をグラフに表したものです。
※ グラフのない連盟は、会員数が非公開
※ 連盟のいくつかは、会員データを一部共有している
上位3つの連盟の会員数は、以下のようになっています。(2019年6月現在)
日本結婚相談所連盟(IBJ) : 会員数 63,000人
日本ブライダル連盟(BIU): 会員数 52,000人
日本結婚相談協会(JBA) : 会員数 45,000人
なお、会員数トップの日本結婚相談所連盟(IBJ)は、毎月2,000人以上の新規会員を集めており、こちらでもトップになっています。
●まとめ
たとえ自社会員が30名に満たない小さな結婚相談所でも、実際はこのような大手の連盟に多くが加入しています。小さな結婚相談所の魅力は、きめ細かいサポートです。そして、連盟の魅力は何といっても膨大な会員数です。小さな結婚相談所は、連盟に加入することで、自社の欠点を補っているわけです。気になる小さな結婚相談所があれば、どの連盟に加盟しているか尋ねてみましょう。
こんかつ山 編集部
(結婚相談所 訪問記)
(結婚相談所 初心者用)